多くの人はそのバンドの名前を聞いたことがあるとは思いますが、近年その海外での活動は少なくなっており、バンド内でも沢山の動きがあったようです。昨年独立したことに加え、東京の会場での公演に尽力してきたギタリストを失い、現在は私たちと同様にパンデミックの影響を多分に受けています。
今回はボーカルの苑さん、キーボードの彩雨さん、ベースの燿さんそしてドラムの響さんにバンドについて質問させていただき、またメンバー個人の様々なプロジェクト、その他にも色々とお話を聞く機会をいただくことが出来ました。
今回のインタビューを始める前に、彼ら自身に「摩天楼オペラ」というバンドはどんなバンドか聞いてみました。
苑曰く、「摩天楼」部分は新しく、重めのロックサウンドであり、「オペラ」部分はクラシック音楽のような昔からある美しい音色であるとのことで、2007年にこの名前でバンド活動を始めた時から、この二つのエレメントを組み合わせたいと思っていたそうです。その思いは2021年の現在でも一貫して変わりません。
対談スタート!
私から皆さんの紹介をしてもいいのですが、ご自身で自己紹介をして頂いた方が良いかなと思うので、お名前とバンド内でのポジションをご紹介頂けますか?
苑: 苑です。ボーカルをやっています。作詞・作曲もしていてバンドのリーダーです。酒が大好きです。
燿: ベースを弾いています。モデルもやっていて、ゲームが好きです。
彩雨: 彩雨です。キーボードを弾いています。サッカーの試合を見るのが好きです。
響: ドラマーの響です。2018年からサポートメンバーとしてバンドで演奏していましたが、2019年から正式加入しました。
ミュージシャンとして音楽への情熱が皆さんあることはもちろんですが、何がきっかけで音楽を始められたのでしょうか?バンドを仕事にすることを決定づけたことは何だったのでしょうか?
苑: 幼いころにX JAPANを見た衝撃からバンドを始めました。歌詞を書いてそれを他のメンバーと膨らませていきますが、この方法だと自分の理想をはるかに超えた作品が出来るんです。そういったことからもバンドはずっと続けていきたいですね。
彩雨: シンセサイザーはそれ自身が作ったり奏でたり出来る音の幅が大きく、とても楽しいです。コンピューターも好きですし、自分にとってはとても自然な流れで楽器としてキーボードを始めました。
燿: 昔から音楽、特にベースを聞くのが好きだったからです。
響: 長年様々な楽器を演奏してきましたが、ドラムは本当に楽しくて、練習する喜びを感じられます。バンドとしてもっと大きな舞台で演奏できるよう、今でも毎日練習しています。後は自分の好きなことだけやりたいからですね。
バンド結成後、当時流行っていた「ヴィジュアル系」として産声をあげてから、現在に至るまで多くのバンドは多かれ少なかれ自分たちのヴィジュアルイメージをトーンダウンして来ています。しかしながら摩天楼オペラはご自身のヴィジュアルイメージを今日でも前面に押して活動されていらっしゃいますよね。「この系統の音楽をやろう」というのはどういうところからだったのでしょうか?
苑: 2001年頃は全然系統の違うバンドで歌を歌っていました。でもその頃に、自分が本当に歌いたいジャンルはヴィジュアル系であることに気づいたんです。声にしても歌にしても、ヴィジュアル系から相当な影響を受けています。音楽も衣装もヴィジュアル系はとても特殊な世界観を持っており、自分が始めたころから依然として変わっていないところ好きです。
燿: 自分たちの見せ方であったり自分たちの音楽の表現方法であったりはヴィジュアル系であり、それはずっと変わっていないと思います。
昨年は、アーティストにとっては一つの大きな目標ともいえる独立をされましたね。それをアーティスト活動が次々とキャンセルや延期になる、今までで一番困難な時期に成し遂げられました。独立されて現在どのようなお気持ちですか?ルールに縛られずに演奏が出来る自由を感じていらっしゃるのでしょうか?
苑: 独立できたのは素直に嬉しいですね。自分たちの自由な創造性は依然と変わっていませんが、以前より格段に自由に動けるようになりました。現在のパンデミック下で少しでも動くことが出来るバンドというのは、今後生き残れるのではないかと思います。
彩雨: 独立はバンドが上手くいくように自分を振り返ることが出来るので、楽しいですね。
燿: 年々インターネットが広く普及してきた中で一番重要なことは自分自身とコミュニケーションをしっかり取ることかなと思うので、これから頑張っていきたいです。
響: 独立したことで、全ての活動において自分のフットワークが軽くなったのは良いことだと思います。今の時代、伝える方法はいくらでもあるので、自分たちから動いていけるんじゃないかなと思います。
オンライン活動そして個人のYouTubeチャンネル
パンデミックの影響について少し話していきましょうか。多くのアーティストがYouTubeや他の動画ストリーミングプラットフォームへ活動拠点を移されているなか、摩天楼オペラの皆さんもYouTubeでの活動を開始されました。オンライン上でファンとやりとりできるというのは、バンドにとってどうですか?
苑: オンライン上での活動が増えたことが、自分のスキルアップに繋がりました。特にYouTube上での活動は楽しいので、パンデミックが終結した後も継続して何か提供していきたいですね。
彩雨: オンラインというオプションのおかげで、自分の活動を続けることが出来ています。今後は配信数を増やしていけたらいいですね。
燿: 現時点では「今出来る最善のこと」だと思います。今はファンが喜んでくれるコンテンツを作る時ですね。また、パンデミックが終結した後も良いコンテンツを継続して作っていきたいですね。
響: 自分がどんな活動をオンライン上で見せれば、ファンが喜んでくれるのかを常に考えています。現状憂鬱になることなくポジティブに捉えられているので、今後もオンライン上での活動を継続していきたいですね。
摩天楼オペラのYouTubeチャンネルとは別に皆さん個人でのチャンネルもお持ちですよね。背後にあるコンセプトや他のメンバーのチャンネルについてどう思うのか等、少しお聞きしたいと思います。メンバー間でお互いのチャンネル登録はされていらっしゃいますか?また、各コンテンツはどのように決めてらっしゃいますか?今後の決定しているコンテンツがあればぜひ教えて下さい。
苑: コロナウイルスが蔓延を始めた時、このコロナ禍で出来ることを探していた時に、響が自身のYouTubeチャンネルに対して凄く真剣に取り組んでいるのを見て、自分もやってみようと決めました。言い換えれば響のチャンネルを見ているということです。各メンバーそれぞれ自分自身でいられるチャンネルを持っているということは、バンドのスキルアップの面からしてもとても良いことだと思います。コンテンツに関しては、自分の場合は100%ランダムです。大体は楽器のトラックが用意出来るか出来ないかで決まります。
彩雨: 自分のチャンネルを通して、世の中に有益な情報を届けたいと思っています。チャンネル内でやっていることはバンド活動と関連が無いので、テーマやコンテンツに関しては自由にやっています。
燿: 今はファンが喜んでくれることや、自分がやりたいことを自分のチャンネルでやっています。バンド活動の延長線上というよりは、自分の趣味の領域という感じなので、自由に自分のやりたいことをやっています。
響: YouTubeチャンネルは、ドラムカバーをアップすることでドラマーとして有名になりたいというのと同時に、自分のチャンネルを通して摩天楼オペラを知ってもらいたいとの思いからやっています。各メンバーがそれぞれYouTubeチャンネルを持っているというのは凄く面白いと思っています。ドラムカバーの次回作に関しては、コメント欄から選ぶ時と、自分のお気に入りの曲を選ぶ時とがあります。
苑さんと響さんは、既に他のアーティストとのコラボレーションをご自身のチャンネルでされていますが、またされてみたいですか?例えばどなたとのコラボレーションをやってみたいですか?
苑: もっと他のミュージシャンとコラボレーションしてみたいですね。YouTubeを個人でやっているミュージシャンはそこまで多くないので、どうすればいいかオプション模索中です。他の系統のミュージシャンからも探したいです。
響: 仲良しのミュージシャンとコラボレーションしてみたいです。後は他のYoutuberともやってみたいですね。
彩雨さんと燿さんはご自身のチャンネルでは音楽について触れられていませんし、音楽業界以外からのコラボレーションもあり得ると思うのですが、コラボレーションしてみたい方、またやってみたい企画はありますか?
彩雨: 政治家とミュージシャンの双方の立場からコロナ対策について意見交換をしてみたいですね。
燿: 今現在コラボレーションは考えていませんが、今後何か面白いと思うことがあったらやるかもしれません。
その他の活動
コラボレーションと言えば、苑さんと彩雨さんは浦和ナルシス資金応援プロジェクト「黒の暁」のメンバーでもありますよね。プロジェクトは成功を収めましたが、ご自身ではどのように感じられましたか?今後似たような活動をされる予定はありますか?
苑: この活動は浦和ナルシスを閉店の危機から救おうとの思いで始めましたが、結果に大変満足しています。必要であれば、今後も同じような活動を妥当な範囲でしていければと思います。
苑さんの場合、摩天楼オペラは唯一の楽曲製作活動ではなく、「運命交差点」と銘打ったソロ活動があるわけですが、ソロ活動を始められたきっかけは何だったのでしょうか?また、これらは特に「マイペースな活動」なわけですが、今年実行予定の活動はありますか?
苑: ずっとポップスとジャズを混ぜた音楽をやるライヴバンドがやりたかったので、ソロ活動をしようと思った時、この思いを形にしたいなと。マイペースで活動することを決めたのは、摩天楼オペラの活動スケジュールの隙間でやれるようにとの思いからです。活動としては今年ライヴストリーミングをやるつもりですが、まだ決まっていません。
ファンがメインチャンネルのライヴストリーミング中に、チャットの話題をアニメに変え続けることは周知の事実ではありますが、ご自身もアニメの大ファンでいらっしゃいますよね。カラオケバトルというテレビ番組内で「魂のルフラン」を歌われたり、「オレん家のフロ事情」というアニメへ「致命傷」という楽曲を、摩天楼オペラとともに製作、提供されたりしていらっしゃいますよね。一番お好きなアニメは何ですか?また楽曲提供したいシリーズがあれば教えて下さい。
苑: 子供の頃からアニメが大好きで、好みは着実に増えてきています。今は心を穏やかにしてくれ、感動させてくれる「ヴァイオレットエバーガーデン」が一番好きですね。楽曲提供に関しては「進撃の巨人」若しくは「東京喰種」へしてみたいですね。
先般、既にヒントは出ていましたが、2016年に始められたアヤノ.メについてお伺いしたいと思います。このプロジェクト内ではニュースや彩雨さんが面白いと思ったトピックについて話していらっしゃいますが、このような企画を思い立ったのはどうしてだったのでしょうか?ニュースはそれ自体が既に終わりのないコンテンツですよね?
彩雨: 音楽以外にも沢山のものに興味があります。なので、自分の考えを自分の言葉で書くことが出来るウェブサイトを作りたかったんです。
音楽以外の彩雨さんの関心は、京都大学のゲスト教授として音楽と技術についての講義をされていることからも、多岐に渡ることは窺い知れます。生徒にとってはプロのミュージシャンから講義を受けられるということは興味深いものかと思いますが、彩雨さんはいかがですか?生徒から何か学ばれたことはありますか?
彩雨: 今現在も本講義内で沢山の発見をしています。教えることも学ぶことも実は同じなのだと思います。
摩天楼オペラの製作活動とは別に個人で楽曲製作をなさっていますよね。どのような楽曲を作ってらっしゃるのか、またその製作動機についてもお話しいただけますか?
彩雨: シンフォニーとシネマ音楽が好きです。素晴らしくまた広い世界がそこにはあるのですが、日本にはこの系統の音楽があまりないため自分でつくろうと思って始めました。
他のメンバーと同様、燿さんも個人での活動が目覚ましいです。昨年はTwitterとの直接接続で日本ではとても有名なプラットフォーム、Twitcasting上で「ベースクリニック」を開設され、その中で先生をやってらっしゃいます。ご自身のこのアイデアやスタイルをこの方法で共有するというのはどのように感じられましたか?
燿: 実はオフラインでこの「ベースクリニック」はずっとやっていたんですが、現在はオンラインイベントの方がもっと簡単に参加出来ることから、オンライン上で出来ないかと考え始めました。閲覧者がベース奏者に限られないため、演奏する人もしない人も一緒に楽しめるコンテンツを考えています。今後継続してやっていくかは現時点では決めていません。
今回のインタビューの冒頭で、ご自身のことをベーシスト兼ゲーマー兼モデルと自己紹介されていましたが、「Kedamax」という飼い猫の毛玉が主なインスピレーションであり、デザインのモデルでもあるブランドをお持ちですよね。他の系統の洋服はいかがでしょうか?言い換えますと今後「Kedamax」に関連しないものもデザインされる予定はありますか?
燿: アパレルブランドに興味があるので、いつかやってみたいですね。
ご自身のYouTubeチャンネルでは、海外アーティストを含む沢山のカバーを演奏されていらっしゃいますが、海外メタルへ関心を持たれたのは何がきっかけだったのでしょうか?
響: まだ大学生だった頃、ARCH ENEMYの「Nemesis」という曲を聴いたことがきっかけで、海外メタルを聴くようになりました。
最近バンドのグッズが響さんのデザインであることを明かされ、配信内で各アイテムについて詳細に見せて下さいましたよね。これは響さんにとってどんな経験でしたか?こういった活動は今後またされる予定ですか?
響: 購入を希望される方にとって、最初にアイテムを写真だけではなく、映像で見ることが出来るというのは、購入するかしないかの判断材料になるので、良いと思いました。今後も継続していけたらと思います。
バンド内で最年少ですが、実際のキャリアとしては既に素晴らしいものを築いてらっしゃいます。摩天楼オペラのメンバーであることについて、どう思いますか?
響: 今まで色々なバンドで演奏してきましたが、摩天楼オペラのレベルは全くの別物ですね。本当にいい機会をいただけたと思いますし、一ドラマーとして今までとは比べ物にならないほど成長していると思います。
響さんが他のメンバーにもたらした影響はどうですか?彼はジェネレーションやアイデアが異なる世代の生まれですが、何か彼からご自身では到底思いつかないようなことを学んだ等ありますか?
苑: 非合理的なことは自分の意見を主張することであると学びましたね。
彩雨: 響は自分と同じで強固な技術スキルを持っていて、愛されキャラであることを学びました。
燿: 人としてもミュージシャンとしても響は吸収能力が高く、信頼における奴ですね。
新曲:儚く消える愛の賛歌について
こちらについても語っていただかないわけにはいかないでしょう。今年はこの新曲:「儚く消える愛の賛歌」の発表とともに幕開けしたわけですが、こちらについてもう少し詳細をお聞きすることは出来ますか?
苑: 摩天楼オペラは沢山の楽曲をつくっていますが、その中でもこの曲はこれぞ摩天楼オペラサウンドであると言えるでしょう。
彩雨: バンドが歩むべき道を示すかのようなパワフルな楽曲になっています。
燿: バンドの明るい未来を示す曲になっていると思います。またこれが今年最初の製作活動となります。
響: 自分が好きなドラムの詰め合わせになっています。最高のメロディックスピードメタルです。
「Hymne à l’amour」はフランスにおいて絶大な人気を誇りますが、これは1951年に越路吹雪さんが「愛の賛歌」として日本語版を歌われ、2010年には宇多田ヒカルさんが別名義で歌っておられます。摩天楼オペラの新曲のタイトルはこれらの曲が作詞や作曲の段階で何か影響を与えたということでしょうか?それとも全く関係はないのでしょうか?
苑: 「愛の賛歌」はよく知っています。作詞・作曲をしている間、この曲の暖かいトーンがおりてきたので、キーワードとして採用しました。
今回のリリースでは大村孝佳さんをギタリストとして、またEarthistsのYUIさんをアートワークのデザイナーとして招いていらっしゃいますが、彼らは摩天楼オペラのアイデアを音やデザインに十分に落とし込めたのでしょうか?あるいは彼らから何か提案もあったのでしょうか?
苑: 大体全部彼らの提案ですね。彼らは本当によく摩天楼オペラを理解してくれていて、フィットするものを落とし込んでくれた形ですね。
新曲は公式オンラインショップにおいてのみ購入が可能とのことですが、海外ファンにとっては摩天楼オペラの活動を応援するにあたり、少し難しい状況を強いられることとなります。なぜ公式オンラインショップ限定販売という選択肢になったのでしょうか?今後海外からの購入が出来るようになりますか?
苑: 現在はCDの販売が時代的にもあまり芳しくなく、何か他の方法で販売できないかと考え、この方法に決めました。フルアルバムのリリースと同時に全国流通へシフト出来ればと考えています。
彩雨:海外ファンの方々も、自分たちの公式オンラインショップでCDやグッズを購入出来るように準備中です。どうか待っていて下さい!
目標
2月17日に発売の新曲を発表され、3月1日にライヴが決定したばかりですが、その後の摩天楼オペラとしての計画はいかがでしょうか?依然パンデミック下にある現在、出来る、出来ないに関わらず皆さんがやりたいことはありますか?
苑: ライヴ会場で昨年キャンセルされたChronos ツアーをしたいです。他にはYouTubeで色々な人とコラボレーションしてみたいです。
彩雨: 日本各地、また海外でライヴがしたいですね。
燿: 今一番願っていることはパンデミックが終結して、またいつも通りライヴが出来ることですね。
響: コロナが早く終わって欲しいです。そうしたらライヴを徐々にしていきたいです。もちろんもっと製作活動もしていきたいです。
摩天楼オペラは2017年キャンセルされたヨーロッパツアーの再開催予定について触れていましたが、みなさん2017年のようにはしたくないと思っていらっしゃることでしょう。それを踏まえて敢えて聞きますが、今後海外ツアーをまたされたいですか?
苑: やっぱりヨーロッパには絶対行きたいですね。
彩雨: 行きたいです。みんなに新しい摩天楼オペラを見てもらいたいです。
燿: もちろん行きたいです。
響: 行きたいです!
ヨーロッパではANOMIEが依然最も人気なアルバムではありますが、Human Dignityも僅差で2位についています。先日ファンに選んでもらった曲をオンラインライヴでパフォーマンスされていましたよね。リクエストされた曲の中には皆さんを驚かせたものもあったのではないでしょうか?どの曲が一番驚かれましたか?
苑: 「frill」がリクエストされたのには本当に驚きました。この曲は摩天楼オペラの本当に初期の頃のシャッフルビートの曲なんです。今年も演奏したいですね。
さて、最後の質問です。このインタビューを読んでいるみんなへ何かメッセージはありますか?
苑: パンデミックが終結するまでライヴも出来ないし、海外に行くことも出来ませんが、インターネットを通じてファンと繋がることは出来ます。海外のファンも楽しめる方法で、ライヴパフォーマンスをお届けしていきます。今は遠くにいますが、音楽でつながっています。みなさんの幸せを祈っています。
彩雨: 海外の人が摩天楼オペラの音楽を聴いて元気になってくれたらいいなと思います。またみんなに会える日が来ることを心待ちにしています。
燿: 今はまだ世界的にも不安定ですが、みんなが元気でいつかまたライヴであえることを祈っています。しばらくイベントが続くので、海外の人も是非見てもらえたらと思います。
響: いつか海外に行ってライヴしたいです。沢山楽曲を聴いてどうか待っていて下さい!
その他の情報
インタビュー内で彼らが言っているように、現時点では海外からの公式オンラインショップでの購入は出来ませんが、海外から応援してくれているファンのためにも、今後こちらについては対応出来るように現在動いてくれています。
彼らの最新曲「儚く消える愛の賛歌」を現状手に入れようとすると、ショッピングサービスや、日本にいる知人等の第三者の介入が必要となってきます。この最新シングルのリリース日は2月17日、プレオーダーは2月1日です。
燿の個人ブランド「Kedamax」について、燿自身がインタビュー内で明かさなかったこともあり、再度少しだけ触れますが、現在彼はMINT NeKOとのコラボレーション中で、彼の公式オンラインショップのみならず、MINT NeKO原宿店でも「Kedamax」のアイテムが購入可能となっています。
最後に、個人的ではありますが、今回現在までで最長、最難度のインタビューをさせていただきました。というのも、この摩天楼オペラというバンドを構成するもの、またその個性的なメンバーたちについて抜け漏れなく全て網羅したいと思っていたからです。
従って、このインタビューに時間を割いてくれた各メンバー苑さん、彩雨さん、燿さん、響さんまた彼らのマネージャーさんに心より感謝いたします。彼ら無しでは今回のインタビューは成し得ませんでした。
また、今回1月29日にこのインタビューを公開したのは、自分の誕生日にこんな光栄なインタビューを公開できるなんて、これよりない誕生日プレゼントだと思ったからです!
摩天楼オペラリンク集
Aya
ヨーロッパのロリータオンラインショップ「Trip in the dream」のオーナー。
彼女はまた、時折アルルカン・マガジンの翻訳も行っています。
雪はArlequinのオーナーであり原動力です。
彼女はもともと Arlequin Photography という名前で写真家として 2009 年にこのプロジェクトを開始しましたが、それ以来ジャーナリズムと翻訳に興味を持ち始めました。 こうした関心のため、プロジェクトにはインタビューやレビューが追加されましたが、2021 年には最終的に「写真家」の限界に達し、Arlequin Magazineもそのミックスに加わりました。
雪はオランダ語を母国語とし、グラフィック デザインの学位を取得しています。 つまり、彼女は Arlequin Creations の中心人物でもあるということになります。
何年も経った今でも、彼女はArlequinで見られるインタビューやライブ写真を担当する主な人物ですが、レビューや舞台裏での仕事やコミュニケーションの大部分も彼女を通じて行われています。
彼女はオランダ語と英語をネイティブレベルで話しますが、日本語とドイツ語も理解します。